高校生の皆様へ |
- 社会的に高専卒業生を見たとき,中学生から高専に入学してきた人と,高校生から沼津高専の途中の学年に編入学してきた人なのか区別することはほとんどありません.(あるとするなら,大学への推薦入学を考えたときくらいです)
ですから,高校生がこのページを見ようとしたとき,まずは
[
クリック ](本学科での中学生向けのページ)
を確認してみて下さい.
- 高校生に向けた簡単な説明
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我が学科に編入学に合格が決まった場合,
我が学科が皆様の高校生活に対して願うことは,
「高校の教育プログラムを全うすること」です。
もちろん我々は,
合格した皆様に一刻も早く
我々の教育プログラムに参加してもらいたいと思いますが,
あえて専門学科から課題を出すことはしていません。
それは,高校生活も立派な教育課程であり,
お互いに尊重しあっているからです。
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なお,現状では本校の他学科には,
高校在学中にこなすべき課題を出しているところが多いようです。
学校全体の見直しの中で,将来的には変更する
(つまり,編入学試験に合格した高校生に課題を出すこと)
をするようになる可能性があります。
もしもそうした事態が生じるようでしたら,
このページにも反映させます。(この段落は 2006.11.21追加)
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我が学科に編入学に合格が決まった学生に対して,
我々は編入後に,他の学生に比べて特別な体制で教育にあたります。
それは,電磁気学と回路理論に関して補講するということです。
通常は担任か教科担当の先生が対応します。
編入生数名を相手にした授業ですから,
ちょうど家庭教師からの授業のように,密度の高い授業となり,
編入生がクラスになじむ助けになっています。
なお,これは特に単位になっていませんので,
カリキュラム表を見ても良く分からないかもしれません。
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我が学科に編入学した学生の進路について,
他の高専生と,ここ数年で比較してみますと,特別の傾向は見られません。
例えば成績が不振なら
「留年」となって卒業までに余分に時間がかかりますが,
編入生が進級する割合は,高専生に比べて多いわけではありません。
(少ないわけでもありません。)
例えば就職について考えますと,
特別に合格しやすかったりしにくいこともありません。
唯一差があるとすると,
「高校からの編入生が,
高専からの推薦制度を使って大学編入学試験を突破したい」
と考えたとき,
高専に2年間しか在学しないため,
大学によっては推薦を受けられない可能性があることでしょう。
ただし,
大学によっては,
かえって高校からの編入生に有利な推薦制度を持っていることもありますし,
大学への編入学を学力試験で突破する場合には,
高専に1年生から在学した学生と何ら変わるものではありません。
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